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№ 1209【イエテラスの新築】暖房機器の効率【瀬戸市・尾張旭市・長久手市・守山区・日進市の新築住宅】

こんにちは?

いえとち本舗瀬戸店 営業事務の井上です。

もう少し寒さが続きますが、暦の上では春?

確実に暖かくなってきてると思います。

それでも、もう少しだけ暖房機器とお付き合いしないといけません。

省エネに気を配りながらも、寒いのでまだ暖房器具に頼ります。(^^;)

しかし同じ暖房器具でも、『暖房効率』の違いで

かかる費用が違う事に、意外と皆さん気がついていないのかも知れません。

なので今日はそのポイントについてお伝えしたいと思います。

電気ストーブなど、電気を熱に換える器具は暖房効率を仮に「1」とします。

この場合、同じ熱量を得るには、石油ファンヒーター(灯油)の方が、光熱費はお得です。

一方、エアコン暖房の仕組みは、電気をいったん動力に変換し

ヒートポンプ(コンプレッサーと呼ばれる室外機)を動かす事で、大気から熱を取り出します。

これにより、消費する電気の何倍もの熱量を得ることができ

石油ファンヒーターよりも光熱費がお得になるケースが出てくるという訳です。

つまり、何倍の熱量が得られるかが、エアコンの暖房効率(COP)であり

比較の際の重要なポイントになります。

暖房効率(COP)は、エアコンの年式やモデルにより異なり

10年前の製品で4.0程度、最新式の製品で6.0程度が目安です。

図5

図6

 

 

 

 

2010年以降カタログ表記や比較の際、一定の実使用条件を前提とする

冷房と暖房を合算した通年エネルギー消費効率「APF」が用いられています。

APFは冷房効率も加味されていて暖房COPを知る事は難しくなりましたが

「カタログ表記のAPF x 0.8 = 暖房COP」くらいを目安にすれば良いようです

因みに最新のエアコンを利用している場合、暖房COPは6程度に達している事から

実効COPを少なく4.0と見積もっても

ブレークイーブンとなる灯油価格は、1,000円/18Lで、原油安で安くなったとはいえ

現在の灯油販売価格を大きく下回っています。

他にもエアコンの有利な点は多々ありますが

エアコンは暖まらないという印象が根強くなるのだと思います。

暖まらないのはエアコンのせいでは無く、家そのものの気密や断熱が悪いからなのです

参考になれば幸いです。
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