№ 1209【イエテラスの新築】暖房機器の効率【瀬戸市・尾張旭市・長久手市・守山区・日進市の新築住宅】
- 2021年03月08日
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こんにちは?
いえとち本舗瀬戸店 営業事務の井上です。
もう少し寒さが続きますが、暦の上では春?
確実に暖かくなってきてると思います。
それでも、もう少しだけ暖房機器とお付き合いしないといけません。
省エネに気を配りながらも、寒いのでまだ暖房器具に頼ります。(^^;)
しかし同じ暖房器具でも、『暖房効率』の違いで
かかる費用が違う事に、意外と皆さん気がついていないのかも知れません。
なので今日はそのポイントについてお伝えしたいと思います。
電気ストーブなど、電気を熱に換える器具は暖房効率を仮に「1」とします。
この場合、同じ熱量を得るには、石油ファンヒーター(灯油)の方が、光熱費はお得です。
一方、エアコン暖房の仕組みは、電気をいったん動力に変換し
ヒートポンプ(コンプレッサーと呼ばれる室外機)を動かす事で、大気から熱を取り出します。
これにより、消費する電気の何倍もの熱量を得ることができ
石油ファンヒーターよりも光熱費がお得になるケースが出てくるという訳です。
つまり、何倍の熱量が得られるかが、エアコンの暖房効率(COP)であり
比較の際の重要なポイントになります。
暖房効率(COP)は、エアコンの年式やモデルにより異なり
10年前の製品で4.0程度、最新式の製品で6.0程度が目安です。
2010年以降カタログ表記や比較の際、一定の実使用条件を前提とする
冷房と暖房を合算した通年エネルギー消費効率「APF」が用いられています。
APFは冷房効率も加味されていて、暖房COPを知る事は難しくなりましたが
「カタログ表記のAPF x 0.8 = 暖房COP」くらいを目安にすれば良いようです。
因みに最新のエアコンを利用している場合、暖房COPは6程度に達している事から
実効COPを少なく4.0と見積もっても
ブレークイーブンとなる灯油価格は、1,000円/18Lで、原油安で安くなったとはいえ
現在の灯油販売価格を大きく下回っています。
他にもエアコンの有利な点は多々ありますが
エアコンは暖まらないという印象が根強くなるのだと思います。
暖まらないのはエアコンのせいでは無く、家そのものの気密や断熱が悪いからなのです。
参考になれば幸いです。
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